合わない入れ歯だと、良く噛むことが出来ません。噛むことは身体にとても大切なことです。良く噛むことで唾液が分泌され、消化が良くなります。
唾液には細菌や発がん性物質を抑える成分も含まれているんですよ。
それに、良く噛むと脳が活性化されて、認知症や寝たきりを防げるというデータが沢山報告されています。
健康で美しい歯は、若々しいライフスタイルに繋がります。
抜けた歯がある方にとって、しっかりした入れ歯の治療は若々しい口元を取り戻します。
合わない入れ歯では良く噛めないだけでなく、入れ歯が気になって会話も弾みません。食べる楽しみも奪ってしまい、人生にとってもマイナスです。
合わない入れ歯の問題を解決する優れた治療法として、当院では「マグネットデンチャー」を推奨しております。
従来の入れ歯は、バネを使って固定していました。
しかし、その“バネ”は他の健康な歯の負担になったり、複雑な形状から不衛生になりがちでした。
一方、マグネットデンチャーは強力な磁石を使用して吸着させる為、ピッタリ口に合って良く噛める入れ歯になります。
また、バネを使わないので、歯に優しく、取り扱いもとっても楽です。
多くの優れた特徴がある“マグネットデンチャー”ですが、大きく3つの利点が挙げられます。
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雄部と雌部の嵌合によって入れ歯の維持を図る方法です。残っている歯を削り、図のように連結したクラウンを制作します。入れ歯と連結されるクラウンの隣接部に雌部を形成し、入れ歯側の隣接には雄部を設定します。クラスプのように外から見えませんし、噛む力を歯槽粘膜とクラウン全体に分散しますので、無理な力がかかりにくくなっています。
残っている天然歯を削り、受け手側のテレスコープクラウンを装着します。
完成したテレスコープデンチャー。
同じく完成したテレスコープデンチャーを裏側から見たところ。
テレスコープデンチャーをテレスコープクラウンに連結します。
テレスコープデンチャーが装着された状態。
装着したテレスコープデンチャーを前方から見たところ。
アタッチメントとテレスコープを併用した入れ歯です。図の様に噛む力が強い奥歯などが抜けた場合に、そこだけコンパクトに製作するために併用します。
維持力をさらに強力することで図の矢印(※)のような横揺れが大きい入れ歯の固定をより強固にします。コンパクトに設計できるため装着感が少なく、見た目も美しく仕上がります。
磁石を利用して維持安定をはかった入れ歯です。残っている歯の根を利用して、超小型磁石を取り付けることで、ガダツキのない安定した入れ歯が装着出来ます。取り外しが簡単で外観も自然な入れ歯に仕上がります。
奥歯の抜けた部分の隣の歯に、磁石付のクラウンを被せます。
磁石付のクラウンを被せた状態を横から見たところ。
磁石を埋め込んだ部分的入れ歯を作ります。
部分的入れ歯を裏側から見たところ。くぼんだ部分に見えるのが超小型の磁石です。
磁石を埋め込んだ部分的な入れ歯を装着した状態を横から見たところ。
同じく磁石を埋め込んだ部分的入れ歯を装着した状態を内側から見た状態。